価格も第一印象が大事。値付手法17、アンカリング
価格も第一印象はとにかく重要です。
例えば、最初に200円の値札を見ると、その金額が強く心に残るので、200円以上の値札を見ると高いのではと思うようになります。
ところが最初に800円の値札を目にすると、無意識にそれぐらいするものだと思ってしまうので、400円は手ごろな価格、200円は安いと感じます。
アンカリングとは、先行する数値(アンカー)によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のことをさします。
つまり、はじめに認識した価格に引っ張られるのです。
アンカリングは、店側が力を入れている商品の売上アップには効果的ですが、顧客のお店への価格認識にも影響を与えます。
もし高価格のアンカングを行えば、手ごろな価格のお値打ち商品の店というイメージが期待できません。
なので、高い価格で少し売るのか?安くして大量に売るのかを考えなければならない。
地域密着型の手技療法業界の場合、集客には、評判も大事な要素となるので、どちらかというと多くの人に来てもらう価格帯のほうが経営は楽になります。
短周期で何回も通える価格帯のほうが、有利だということです。
しかしながら、体力勝負なので、高い価格設定で少人数をこなすという手段もやむを得ないです。
そのかわり、宣伝活動や広告費がかさむことになります。
アンカリングを利用した価格表示
価格を表示するお店では、しばしば見かけます。
例えば、元の価格⇒売値
元の価格を二重線で消して、売値
などのように、元の価格をアンカリングして、安く販売しているように見せることです。
高価格で売るには
どこにでもある商品だと思われてしまったら、お客様は他のお店と比較します。
なので、差別化が必要ということになります。
運よく、一回購入されても、他のお店と比較した時、サービスや商品があまり変わらなければ、安いお店に流れていってしまうでしょう。
初めの一回は安いけど、その後は高くなるという戦術は、高価格帯のお店には見合いません。
何故なら、お客様は安い価格でアンカリングされているので、その価値も安く見積もってしまいます。
なので、2回目以降、高いと来なくなります。
そもそも、価格の勝負という概念は、高単価のお店では難しいです。
もっと他の価値を売りにして、広告するほうが、得策です。
それでも、安くして集客する良い方法としては、全く同じものを安く売るのではなく、時間を短くして安くするとか、商品やメニューの一部分だけを安くするとかが良いでしょう。
