開業届けを出す月で損したー【整体院失敗あるある】

開業届けを出すのは、4月がベストです。その次は5月です。
まずは、年商1000万に達するなら、個人事業主として出店し、消費税の免除を2年受けられます。


そして、2年後に法人成りをします。
法人成りとは、株式会社や合資会社になることです。
そうすると、また2年の消費税が免除になります。

何故、4月かというと、確定申告のタイミングを考えてのことです。
一般的に決算が集中するのは、3月ジメです。
その頃、税務署はてんやわんやの大忙しの時期です。
なので、ちょっとしたミスで申告したものでも、見逃される可能性はあります。
税務署が暇な時期を決算とすると、じっくりと見られ、指摘され、修正申告しなければならないかもしれません。
もちろん、脱税するのは駄目ですよ。

3月に開業届けをし、決算月を3月にしたなら、消費税の免除が1年分、損をします。
決算を2月にするなら別ですが、理想を言えば、4月に出すのが理想だろうと思います。

今はお店を出すのはいいのか(コラム)

西暦2000年から2008年くらいの間は、どこにお店を出しても成功する確率は高かったと言えます。
その頃は、マッサージを受けたい人よりもお店の数が少ない為、どんなに下手でも成功する可能性はありました。
しかしながら、今は違います。
マッサージを受けなれている人が増えたため、下手なお店はどんどん淘汰されてしまっています。
なので、今から出すには、絶対条件として、技術レベルが高い施術者であることが大事となります。
そして、何を売りにするのかという個性です。

手技療法業界の推移(コラム)

成長期、私たちの業界は15分や30分というクイックマッサージが流行しました。
出店すればするほど、お店は成功するものだから、どんどん出店攻勢をかけていった大手が、急成長した時代でもありました。
その頃の相場は30分3000円、60分6000円でしたね。
その時代は、下手でもお店は成功しました。
何故ならば、お客様もマッサージに対して受けなれている人が少なかったからです。

今、隆盛を誇っているのは60分3000円前後のお店です。
当社はその走りですので、成功の波に乗りましたが、出店攻勢はかけませんでした。
それは、来たるべき未来を予見して恐れていたからです。
その予見とは。60分6000円のお店は、技術レベルを上げていかなければ、いずれは淘汰されてしまいます。
しかしながら、いい技術者は開業ハードルが低いため、どんどん開業してしまいます。
つまり、数多くの店舗を抱えた時に、技術レベルが高い技術者を安定的に供給することは不可能に近いと思うのです。
教育システムをいかに構築しようと、経験という時間がかかるものを補うことは、なかなか難しいものがあります。
当社は、価格が安いため、その経験という価値を、比較的短期間で、スタッフに身につけさせることができます。。
このことは、将来、スタッフ自身が振り返った時に、大変だったけど身になったな、と気づくはずです。

出店攻勢をかけた大手を馬鹿にするつもりはありません。
その頃に、当業界が失敗したのは、教育システムが弱かったことです。
今現在、解剖学をしっかりと覚えている整体師の数のいかに少ないことか・・・。
その当時に、当業界に入った整体師が、簡単な解剖学と数週間程度の研修で、どんどんと現場に出されました。
今現在、その方たちも先輩となり、後輩スタッフが沢山いることでしょう。
しかしながら、その先輩方が解剖学を知らないし、勉強の必要性を学んでいないので、後輩に教えることが出来ません。
技術ならば、こうすればいいよという事くらいは教えられますが、それを学術的に説明することができません。

結果的に、ある程度の知識量の整体師しか育てられなかったことは、業界に大きな影を落としました。
それは、マーケットをある程度のところまでしか成長させられなかったことです。
世間に手技療法の必要性や可能性を説明できる施術者が少なかったのです。
なので、本来ならば、もっともっとマーケットは大きいはずなのに、ある程度のところで止まってしまいました。
焦っているのは、大手の役員たちでしょう。
私たちの業界において、実際にお客様からお金を手にするのは施術者です。
役員は経営を担いますが、直接にお金を稼ぐわけではないので、役員のお給料が高く、役員人数が相当数いる大手では、運営が大変なのではないでしょうか。
当業界の小規模店の理想とするモデルは、少ない経営陣とプレイングマネージャーです。
プレイングマネージャーとは、現場で施術もしながら、経営も担うというスタイルです。
今後、経営が軌道に乗り、人と雇うと決めても、経営者はすぐに施術現場から手を引こうと考えてはなりません。
お店が多くなれば、自然とその時はやってきます。
それまでは、しっかりとプレイングマネージャーをやるべきです。
お店を開業し、人を使う際に、初めは人件費節減のために現場に出るでしょうが、ある程度の収入が見込めるようになったら、現場から離れようとする方を何人か見てきました。
もちろん、その中には成功者もいます。
しかしながら、成功するのは全員ではありません。
着実に失敗しない道を選ぶなら、まずはプレイングマネージャーに徹することです。

今のタイミングは(コラム)

今は、お店を出すのはいい時期なのでしょうか?
答えはYESです。
ただ、どのようなお店でもいい訳ではありません。
昔は、どのようなお店でも良かったのですが、今は違います。
まずは、コンセプトが大事です。
そして、何を提供するのかということ。
ターゲットとなるペルソナに選ばれるものでなければ、失敗してしまいます。
あなたのお店の売りは何でしょう?
そして、その売り方に、非常に大事なコツがあります。
それは、独自性です。
それについて説明するのは、非常に長くなるので、いずれの機会に回します。
独自性とその見せ方、売り文句、ブランディングなど、非常に奥深い要素があります。