改装で失敗したー【整体院失敗あるある】
大工さんに内装工事をお願いする際に、注意点があります。
それは、デザインの問題です。
大工さんは、お客様が選んだ材料を使って、当たり障りのない普通の作りで施工するのは得意です。
しかしながら、デザインが出来る工務店と、そうではない工務店の差が顕著に出ます。
ここで言うデザインとは、あなたのイメージするお店のデザインを、更に膨らませて、機能的にも集客的にも満足のいくデザインを作れるかどうかという点です。
だいたい多くの工務店は、今までの経験から、当たり障りのないデザインであれば、問題なく作れます。
しかしながら、突飛なデザインというものは生まれません。
突飛なデザインに挑戦する機会に、恵まれなかったからかもしれません。
なので、凝ったデザインの内装にしたいなら、デザイン会社に頼むのが手っ取り早いでしょう。
しかしながら、デザイン会社は素晴らしい内装のデザインを作れますが、私たちの業界の導線や使い勝手を承知しているわけではありませんから、いくら、お客様やスタッフの導線を説明したところで、結果的には使いづらいデザインになってしまうかもしれません。
整体院専門のデザイン会社があれば、承知しているのでしょうが。
では、どちらに頼むのがいいのでしょうか?
それは、もう大工さんやデザイン会社の個々の力量によるので、一概には言えません。
整体院を何店舗も作っていて、術者経験がある経営者や、そのようなデザインを専門に扱っている工務店がおすすめです。
内装のポイント
ポイントとして押さえておきたい、もしくは施工業者に説明しておきたいのは、以下です。
1、スタッフの導線
大人数のスタッフが動く場合には、渋滞する場所が生まれがちです。
電話の線やパソコンの配置、コンセントの数や位置も、使い勝手を考えておきましょう。
2、空調の流れ。
ベッドのどこに空気が降りるのか。
暑すぎるベッドと寒すぎるベッドが生まれないか?
特に個室やパーテーションを作る場合には、壁の床から3cm位の隙間を作ってもらいましょう。
そうすることで、風の滞留が低減できます。
パーテーションや個室は、空気の流れを遮断しますので、暑すぎたり、寒すぎたりということが生まれます。
でも、隙間を作ることで、それを少なくすることができます。
大工さんの手間は、かかりますが、壁自体に細工して空気は流れるけど向こうは見えないというような作りにしても良いかもしれません。
3、マッサージ屋さんなら、床の踏み鳴りに気を付けてもらうこと。
とかく一か所の床の上で、体重移動を繰り返すので、そのうち、その床下がキシキシいいだすかもしれません。
これが踏み鳴りです。
そのようなことにならないように、床を作る際には根田(床下に組む木の格子)を、普通の店舗よりも細かく配置してもらう必要があります。
コンクリートの上に根田を組まずに作った場合は、踏み鳴りの心配はないけど、底冷えしたり、長時間の労働が疲れやすくなったりします。
なので、出来ることならば、根田を組んで底上げしたいですね。
4、個室を作る場合、個室の大きさを知らせておく必要があります。
ベッドの横は何㎝のゆとりがなくてはならないか?
ベッドの大きさにもよると思います。
べッドの周りは、何cmくらいのスペースが必要なのか、
物を置く場所はどのくらいのスペースが必要かを計算し、大工さんに伝えてください。
個室でなくても、物を置くスペースを考えておきましょう。
5、壁紙や床材で、お店の雰囲気はがらりと変わります。
壁紙にも種類は沢山あります。
サンゲツやタキザワやリリカラのホームページからも電子見本がダウンロードできます。
金額も普通の白い安価なものと比べて、大した差ではありません。当分の間、使う部屋ですから、雰囲気に合ったものを使いたいですね。
注意点として、シンプルなカラーで、淡い色合いでも、壁紙全部がその色合いになると、結構、圧迫感が出ます。
なので、内装イメージをしっかりと伝え、まずは内装デザインを提案してもらいましょう。
デザインが有料な所もあれば、無料なところもあります。
将来的は、修理が必要な個所もあるはずです。
なので、長く付き合える大工さんを選びたいですね。
6、引き渡し予定日は、あくまで予定日です。
改装などは、順調にいかないときも多々あります。
改装は、壁や床を壊してみて初めて分かることがあります。
困った作りだった場合には工期が伸びるかもしれません。
そのようなことは大工さんの工事予定には入っていないかもしれませんね。
大雨や、納期の遅れなどで、工事自体が遅れるかもしれません。
そのようなことも、予定には入っていないかもしれません。
なので、大工さんに納期が遅れるとしたら、いつになるのかを初めから聞いておくといいかもしれません。
それでも、間に合わせられる業者もあるでしょう。
なので、OPEN予定がずれても大丈夫なように、日程に余裕を持ちましょう。
チラシにOPEN予定を書き込む際には、十分、注意してください。
OPENがずれ込むケースをよく聞きますので。
7、お客様の視線の流れを読む。
お客様が入店され、出ていくまでの動線や、目がどこに向けられるのか。
それが分かれば、POPを貼る場所をどこにするのか、などを考えます。
理想的なのは、お客様の期待が高まるように、施術者が動いている様子が少し見えるくらいのパーテーションの高さが良いでしょう。
お客様の動線を考え、ドアの開け締めの方向と下駄箱の配置も忘れがちです。
受付や会計の場所などの滞留も、お客様が多くなると、後々、困ることになる要素ですので、考えておきましょう。
