はじめに決めること ターゲットは中所得者か高所得者か?

ターゲット別のアプローチを説明します。
まず、戦術を考える前に決めなければならないことが2つあります。
その一つはお店のターゲットです。
もう一つは、お客様とお店の関係性によるアプローチの違いです。
今回は、ターゲット別のアプローチの一つを説明します。
もちろん、ターゲットの絞り方は沢山ありますが、そのうちの大切な要素に、所得層は?という問題があります。
中所得者か、高所得者を狙うのか聞かれたら、どちらでしょうか?
その狙っているターゲットによって戦略戦術は異なります。
今の時代は、所得層が2分しており、ターゲット別のマーケティング手法を使わなければなりません。
つまり、安いのなら安いことを前面に出した戦術を多用し、
高いのなら高品質にこだわり、
高級感をくすぐる戦術を使わなくては、
中途半端では生き残れないということです。
生き残れないというよりも、売り上げをあまり上げることができなくなるとでも言えばわかりやすいでしょうか。
生き残っても、細々と経営するだけになってしまうのです。
高所得者を狙うのに、安い内装にして、安い単価で売ると失敗します。
中所得者を狙うのに高価格のみで売ることは、戦略がちょっと難しいです。
もちろん、どこのお店でも高価格帯を目指したいのはやまやまでしょうが、これには重要な条件があります。
①インテリアやチラシなどにかけられるお金の余裕があること。
②スタッフの接客レベルが十分に教育され、アルバイトであれ社員であれ、
皆がプロ意識で接客できること(かなりの知識的レベルも要求される)。
③技術レベルが高いこと(かなりの練習量が必要であり、説明し納得させるだけの話術も必要になる)。
④お客様の気持ちを理解し仕事に生かせること(顧客の購買の心理学を勉強。もしくは人生の経験が豊富であること。)
⑤売っているものの値ごろ感が落ちていないこと。つまり、商品価値が高いこと。
高価格帯を目指すのであれば、上記の5点のすべてが必要であり、どれが欠けても高所得者(富裕層)のお客様には、ばれてしまいます。
なぜなら、富裕層の方はすばらしいサービスを受け慣れているからです。
店構えだけ立派にして高価格を打ち出したところで、
富裕層の方は最初の一回は来てくれることがあってもリピートはしません。
よって、将来に、高価格帯を念頭において目指しても、技術レベルや接客レベルが伴わないうちは高価格帯戦略はお預けしませんか。
まずは技術や接客レベルをあげてから、次のステップに移ればいいのではないでしょうか。
ですので、上記の5点のどれかが欠けているお店は、長期的には高価格帯戦略を見据え、
まずは中所得者層を狙うのが妥当かと思います。
そして足りないことを補っていくことで、いずれ高所得者を狙える力が身につくでしょう。
その為にまずは、経験値を上げていきましょう。
カリスマエステティシャンであっても、免許を取ったばかりで、カリスマになった訳ではありません。
下積みを何年も経験し、初めて富裕層に支持される技能を勝ち得たのです。
技能とは手技的技術と、知識と、魅力ある人間力・対話力を指します。

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